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名作の書き出し 漱石から春樹まで /新書書籍
作家:石原千秋

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名作の書き出し 漱石から春樹まで (新書) の詳細

出版社
: 光文社
出版社シリーズ
: 光文社新書
ISBN
: 9784334035259
サイズ
: 新書
発売年月日
: 2009年9月15日

名作の書き出し 漱石から春樹まで (新書) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

書き出しを読めば、その小説のすべてが分かる。

目次 :花になりたかった女―夏目漱石『それから』;誰でもない自分―谷崎潤一郎『痴人の愛』;自分を「子供」に見せる語り―太宰治『人間失格』;駒子が愛したのは東京の男―川端康成『雪国』;有為子のために―三島由紀夫『金閣寺』;真実の言説の作り方―大江健三郎『万延元年のフットボール』;父系の神話と母系の神話―中上健次『枯木灘』;空虚な「愛」は語ることができない―村上龍『限りなく透明に近いブルー』;記号の森へ/記号の森から―田中康夫『なんとなく、クリスタル』;公然の秘密を楽しむ―向田邦子『あ・うん』;女が文体を女装する―山田詠美『ベッドタイムアイズ』;少女の文体と新しい性の形―吉本ばなな『キッチン』;揺れ続ける性の向こうへ―松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』;女として読むこと―江國香織『きらきらひかる』;「こちら側」の自分はいつも孤独―村上春樹『スプートニクの恋人』

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