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村落伝承論 /単行本書籍
作家:三浦佑之

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村落伝承論 の詳細

出版社
: 青土社
出版社シリーズ
:
ISBN
: 4791767984 (9784791767984)
サイズ
: 単行本
発売年月日
: 2014年7月1日

村落伝承論 の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

山には人間味あふれる神が宿り、里には山男おりきたり、闇夜には得体のしれぬ何者かが棲んでいる―古代の人びとは共同体のなかで、さまざまな物語を語り継いできた。そこでは、いかなる言葉と表現で、何が語られているのか。国家や制度からこぼれ落ちた人びとに一貫して眼を向け、その実相を掘り起こす考究を続けてきた著者が、柳田国男の『遠野物語』を出発点に、神話と説話の実相にせまる。およそ70頁にわたる最新成果を、大幅に増補。

目次 :伝承としての村落;第1部 村落共同体の伝承(村建て神話―始まりはどう語られるか;鎮座由来譚―花盗みと夢;神隠しと境界―封じ込められる神;伝承の方位―村落は何を語るか);第2部 事実譚の表現構造(慈母―母はどう語られるか;証人―狼との一騎打ち;証拠―田植えを助ける神;血筋―嬰児殺し;狂気―家を背負う父親);第3部 『遠野物語』の深みへ―『村落伝承論』拾遺(柳田国男の目覚め―『後狩詞記』と『遠野物語』;『遠野物語』の構想と夫鳥の話;楽を奏でる土地―笛吹峠の起源譚;瓜子姫の死;『遠野物語』にみる動物観―人からの距離)

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