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資本主義について、多くの人が誤解しています。強欲の化け物、環境破壊の主因、人心退廃の象徴、戦争の火種、貧困の生産、権力者の世界支配―と。これは資本主義の「前期」を指しているにすぎません。資本主義は「後期」へと突入しました。その世界においては、時代が進むほどに、強欲の減弱、環境の浄化、人心の回復、戦争の抑制、貧困の解消、権力者の衰退がもたらされます。人類はいま、その真っ只中にいるのです。

目次 ：第1章 資本主義は無限の可能性を秘めた「後期」へと移行した(資本主義には大きな希望と可能性が内在している;なぜ日本では真のイノベーションが生まれないのか/「イノベーション=技術革新」ではない ほか);第2章 日本はイノベーション大国になる可能性を秘めている/スマートコンパクトシティ(世界人口の70％は地方を捨てて、都市に住むようになる;スマートコンパクトシティの利点1 震災に強くなり、森林回復、税金を軽減できる ほか);第3章 グローバリズムを展開する上でネックとなる“日本人の9つの要素”(イノベーションに法則はない/今までの「モノ」「仕組み」「考え」を否定できるのか?;日本人は独裁者の出現を好まないため、古い制度が延々と生き延びる ほか);第4章 資本主義が日本を救う/23の解決策(日本の長期停滞の理由と、そこから逃れるためにはどうしたらいいか)

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